基本データ
| 名前 | 雨 遵稜(ユ ジュンレン) | ||
|---|---|---|---|
| 種族 | 人間 | 性別 | 男 |
| 年齢 | 29歳(実齢527歳) | 誕生日 | 花薫の月11日(04/11) |
| 出身地 | 嶺 | 現在地 | 嶺 |
| 職業 | 黒将軍(黒龍卿) | レベル | Lv.44 |
| 属性 | 中立 | 通り名 | 黒禄 |
| 家族 | 兄弟多数 | 血液型 | A型 |
| 好き | 夕日、甘いもの、楽しいこと | 嫌い | 夕立、退屈、超常のもの、皓 |
| 特技 | 剣舞、速読、書道、時間あて | 苦手 | 絵を描くこと、ミルクティ |
| 趣味 | 読書、囲碁 | 色 | peru 赭色(橙茶) |
| 口調 | 私/君・貴殿/彼・彼女/~殿 私/お前/あれ/呼び捨て 親しい人以外は名を呼ばない |
声 | 子安武人 |
容姿・外見
| 身長 | 181cm | 体重 | 68kg |
|---|---|---|---|
| 髪 | 濃茶色■ 真ん中分けで肩近くまで |
瞳 | 橙褐色■ 伏し目がちで睫長め |
| 利き腕 | 右 | 入墨・傷 | 腹部(大きな裂傷痕)、左胸に真紅の印 |
装備品
- 宝剣「黄鐘」
- 雨家の十二宝具の一つ。細工の美しい高価ではあるらしいが能力は普通な太極刀。璋暁の「応鐘」と対。
- 紅い佩玉
- 佩玉に出来るように細工で加工してある紅い水晶。片時も離さず持っている。
その他
- 意外と筋肉があって、体格が良い。線は細くないが男性的な東洋系の美形顔ではある。
- 黒い服・黒い外套・宝剣差し。鎧は余り好まず、軽装なことが多い。
- 外見変化は止まっている。出仕してから八年まったく老けていないため知る者も多いが、大抵は仙道なのだと思われている。
生い立ち
性格
理知的ではあるが、どちらかというと常人を装える変人。基本的に野心はなく、向上心もなく、自分にも他人にも世間にも関心がない。かといって厭世的ではなく、退屈を嫌い刺激を求める快楽主義者。要するにマイペースで自分勝手。優れた洞察力と先見性を持つ反面、自分にも他人にも無頓着である故に、周囲を駒とすることに抵抗がない。また、ひとたび気を惹いたものには執着心が強く、際限なく尽くしてしまったりもする。この偏執的で危うい気性は幼少からの皓の偏愛によるものでもあるし、今や霊獣に片足を突っ込んで人間性を失いつつあるからでもある。
ストーリー
まだ央連大陸が幻帝国の時代、宮廷に仕える雨家は世に聞こえる武の名家であった。当時この家には「皓」という名の守護獣がいた。彼は貔貅と呼ばれる邪を避け、財と呼び、武を重んじる獣で、雨家を長く守護していた。実際は仙界でとある仙女に仕えていた霊獣で主人の恩人であった雨家に遣わされていたのだが、雨家ではその加護による繁栄から彼を「神獣」として祀っていた。
およそ五百年前、この名高き武家の末の男児は高い武の才を持って生まれた。皓はこの赤子が生まれたその瞬間からそれはそれはご執心だった。あからさまに寵愛し、彼に「我が威に沿う者」という意味で遵稜という名を与えた。皓の望む通り、遵稜は武芸・軍略・策謀などおよそ武に纏わることに対して高い能力を見せた。しかし、非常に明晰な遵稜は先の見通しがつくが故に多くのことに無関心で、向上心、野心、自己顕示欲といったものに一切無縁の性分であった。出世も名誉も興味を持たず宮廷の官職を兄たちに任せ、自身は雨家の家政のみを取り仕切り、殆ど政治の舞台には出なかった。この宝の持ち腐れに皓は激怒した。両親兄弟や親類、使用人や、敵対者など、関与できるあらゆるものに働きかけて騒動を起こしては、遵稜を表に引き摺り出そう試みた。それでも遵稜はその殆どを適当に処理し、周囲の嫉妬や顰蹙を意にも介さなかった。
二十代も半ばの頃、遵稜は西の大陸から来た魔導師の男を世話した。予測のつく退屈な事象に飽きている遵稜に、彼の齎す知識や魔法は目新しく、二人は良き友人となった。二年ほどを雨家で客人として過ごした魔導師はその後、宮廷に詰めていた兄姉たちを除く雨家の邸に居た人間をすべて殺した。両親も使用人も、そして遵稜も漏れなくであった。魔導師の目的は皓だった。彼の守護する雨家に災禍を齎し、彼が最も寵愛する遵稜を邪法で呪い殺し、そうして誘い出されたのだ。皓は最期の力で死ぬ間際の遵稜の肉体と魂を時間の止まった己の霊域に匿って繋ぎ止め、魔導師の力のほとんどを巻き添えにして宝珠となった。それと同時に、遵稜に「黒い幸福」「邪を齎す宝」という意味の「黒禄」の名を与えて呪った。遵稜は魔導師が皓を狙っていることに気づいており、それを止めず寧ろ差し出したのだ。皓は確かに雨家に多くの繁栄を齎す存在だが、獣は人に祀られ酷く驕っていた。幼くから彼の偏愛を受ける遵稜は、皓の人を意に沿わせようとする傲慢と、道理や能力を問わずに雨家を繁栄に導く性質を強く疎んでいた。遵稜は己を寵愛する皓を「不要」と判じたのである。それに気づいた皓は己の寵に殉じて彼を救い、けれど同じほどの憎しみを以って呪ったのだった。
さて、そうして生き永らえた遵稜は皓に匿われた霊域から出ることが叶わなくなった。後に現れた仙女によると皓の宝珠が健在である限り、力の残滓によって霊域は保たれるとされた。皓を宝珠にした魔導師は、皓の宝珠は恐らく五百年は彼の一族に利用されるだろうと言った。それらを聞いた雨家の兄姉たちは、霊域に限りなく近い皓の社に遵稜を住まわせ、そして親族や家臣などに「何かあった時には社を訪ねて助力を乞え」と言い伝えた。こうして時が動かない霊域と社を曖昧に行き交って過ごす遵稜は雨家の「神獣の社に住む不老の隠者」として、家を見守りつつ長い時を過ごすことになったのだった。瀕死の傷と邪法の呪いによって人の世で暮らせる状態ではなかった遵稜だが、長い間に霊域力で浄化され、むしろ霊域に留まりすぎて半ば霊獣と人間のあわいの者となった。百年ほど前に霊域を自分の意思で行き来できるようになってからは、社に縛られることもなくなり自由に動けるようになった。
そして社に住まってほぼ五百年後。皓の守護を失った雨家は低迷しながらも時折「隠者」の助力を得てはなんとか存続していた。皓の霊域が間もなく失われるこの折、遵稜は俗世に戻ることにした。それは現在の雨家の末子に助力を乞われたためであり、じきに皓の力が失われる魔導師の一族が次の動きをみせる時分だからでもあった。遵稜は先代当主に申し出て外戚からの養子として自身を雨家の系譜に戻させ、今までなら決して出仕しなかった夏官府に勤め始めた。元よりその道の才に突出する遵稜は瞬く間に将軍職まで昇り、現在は北部で何事かを行っている。静かに静かに、伏して周囲を整えながら残り僅かな待ち時間を過ごしているのである。
いろいろ
ステータス
- HP
- ■■■■■
- MP
- ■■□□□
- STR
- ■■■□□
- DEF
- ■■■■■
- AGI
- ■■□□□
- DEX
- ■■■□□
- INT
- ■■■■■
- LUK
- □□□□□
- TYP
- 地
- SKL
- 神獣の加護・剣術・土法術・馬術・強耐性・分析・計測・先見
- BS
- 邪招の贄:妖異や邪霊を引き寄せる体質(加護と相殺)、黒天の呪い:LUK100%減
戦闘
専ら戦闘よりも知略で出し抜くことを好む。鍛え上げれば武術も達人になっただろうが、そういう研鑽は行っていない。とはいえ将軍として相応の体術・剣術・馬術は心得ており、時には前線にも現れる。意外と一撃が重く、攻撃の受けがうまく防御力が高いのでなかなか削れない。隠遁中に西の人間に魔法の基礎を習い、だいたい実用に耐えるほど使えるが、使ったことはあまりない。それが魔法なのか仙術なのかも定かではない。基本は防御や妨害など知略の延長でせせこましいことに使っている。
恋愛
積極的ではないが恐ろしく一途。偏執的と言っても良い。報われるかどうかは重視しておらず、自ら泥沼に突き進んでいるが、本人はそれで満足している。腐臭を放ちかねないその感情と心中する覚悟はもう数百年前にできている。雨家に戻ってから持ち込まれるようになった縁談を適当に躱しつつ、相手の決断を待っている。
黒天の呪い
魔導師の呪いは純粋に邪悪なものを引き寄せるための単純なものだったが、皓の呪いは遵稜の「天運」を損なうもの。彼の不幸体質はそこから来ている。皓の意思に背き続けた遵稜を許さない愛憎の念が形を成したものであり、そのため「天運」は常に遵稜の意思を挫く方向に捻じ曲がる。ただし、皓の愛の側面故に直接的に遵稜を害すこともできない。要するに「基本的に人生が苦境に満ちていて、騒乱に巻き込まれる性質」という感じで、今でも皓が遵稜を表に引き出そうとしていた頃が続いている状態。別に遵稜は博愛主義や平和主義で武の道を選ばないわけではないので、血腥いことになっても全く構わないのだが、皓の意思はいつでもある種の「覇道」のような性質を持っていて、それが面倒臭いので従っていない。また、皓は宝珠となった折に死んでいるが、遵稜に与えた呪いと霊域の力で残留思念のようなものが存在しており、霊域と繋がっている遵稜にはその不愉快な声が常時聴こえている。
代赭色
雨家では貔貅の色であり、兵法の色である黄色を好む。しかし、それとは別に代赭色は遵稜のみが使う色とされており、人でも物でも署名がなくともその色一つで「隠者」のものとして扱われる。それゆえに璋暁や煌夜も代赭色の装具を持たされている。橙褐色など別段珍しい色ではないが、遵稜の用いるそれは元々雨家でよく使われる土黄色を魔導師の遺した魔力に曝したもので、材質を問わず魔力を帯びて星砂のような文様が現れる。
誕生日
- 花
- ダッチアイリス「使命・伝令」/ヒアシンス「変わらない愛情」
- 石
- オニキス(黒&白)「遠からぬ成功」
- 星
- ユプシロン・ピスキウム「情熱の燃える闘争心」
- 言
- 反抗。私を認めて
イメージ
- 赤日の薄ヶ原
- 薄ヶ原に夕陽が降る 刻が止まったように、ただ静かに静かに、靡く
歌
- 遠き日 ...アンダーグラフ
- 変わる季節越えた二人 戻れない記憶の向こう
約束を守った君に 僕が何をしてあげられるだろう
現パラ名
- 栃倉 政彦 とちくら まさひこ
- 29歳/高校教師/国語科
その他
- 異常に時間感覚が鋭く、秒数あては外さず、眠っていても経過時間がなんとなく判るほど。
- 非常に字が上手く、能書家である。近年の筆だけでなく、隠遁時代の書簡や手紙を後生大事に取っておいている諸侯なども存在する。
- 雨家の義兄弟は実兄の子孫。隠者としてある種崇められているため雨家との関係は本来良好だが、当主(義兄)からは敵視されている。
関係
烈屑が腐れ縁の親友
ここ百年来の親友。遵稜の周囲には長命種があまりいなかったので、似た時間軸を生きる彼が居ることに大いに救われている。顔を見るとちょっとホッとする。偏屈な性分はもう十分に知られているので、彼に遠慮する部分はほぼないと言える。
璋暁を世話した
六年ほど前に拾ってから家に居候させたり、役人に捻じ込んだりした。春官府の斡旋は彼の笛の腕を買ってのことであり、楽坊は勝手に名が売れて入団したのであって便宜は図っていない。楽坊に入るまでは北嶺にも同行して遵稜の部下として名も売れていたが、家臣でもないのに使い走りをさせており、春官府に怒られるレベルで扱き使っていた。二人の関係性は利害の一致が大きいが気楽な関係でもある。
表記外
不登録
ビューグルが友人であり仇
遵稜が出会ったアルスガルド大陸の魔導師。魔導師と呼ばれてはいるが、正確にはかなり特異な存在。遵稜とは純粋に友人で大変気が合っていた。両親や邸の使用人など多くの知人を惨殺した相手であり、自分も呪われた上にしっかり刺し殺されたが、彼に対しては恨みは抱いていない。これについてはむしろビューグルの方が遵稜の感性に若干引いていたが、事件の後二年を共に過ごし、変わらぬ友人として最期を看取られた。
イーリーンが元恋人であり想い人
ビューグルの妹で、ユフィーの母親。ビューグルが死去した後、宝珠化した皓を回収に来た魔導師だったが、帰還せずに25年ほど恋人として共に過ごした。彼女の一族の勤めに則って別れたが、ユフィーを妊娠した際にその身を匿うなど(遵稜は断じて父親ではない)彼女に対する無条件の献身と執着は激しいものがある。遵稜は既に彼女に命を捧げているため、自分の命の使い方を彼女に委ねて判断を待っており、対するイーリンは遵稜の想いの重さを不相応に思うと同時に、厭世と諦念が極まって何もする気がなく、状況は停滞かつ分かり合えない状態である。
皓が厄介な守護者
長きに渡り雨家を守護する霊獣。遵稜にとっては常に要らん試練を課し続け、果ては命を守ると同時に呪って死んだ最初から最期まで厄介な偏執狂。嫌悪より無関心な反応をしがちな遵稜にとって、恐らくこの世で一番嫌いなものと言って間違いなく、彼が絡むと恐ろしい残虐性を見せることがあるが、それが憎悪である自覚はあまりない。例えば遵稜を必要とした理由が何か致し方ない天命だったなら渋々手伝ったかもしれないが、皓のそれは「自分が眼を掛けたものが大成する」というしょうもない自己顕示欲から生じてるので「何故貴様の快感に付き合ってやらねばならんのだ」以外の感想はない。
霏が信用ならない協力者
皓の飼い主。皓が迷惑をかけた分だけ手を貸すことを約束して遵稜に協力しているが、皓を放置した彼女を遵稜は信用していない。また、霏は遵稜に対して潔く霊獣に転じることを勧めており、それもまた遵稜の心情を逆撫でしている。
浩辰、亮星が兄、瑞燕が姉
五百年前の実兄、実姉たち。父は早くに引退し、母は控えめな人物で、四兄弟で協力して帝国初期の時代を乗り越えてきた。向上心とやる気の欠落した遵稜に三者三様にヤキモキしていたが、最後まで関係性は良く、なんだかんだで末の弟を可愛がっていた。
伯将、仲韶が義兄
現在、名目上は義兄として扱われている雨家の長男と次男。二人にとっては突然湧いて出た遵稜が酷く目障りであり、あっという間に将軍になったその才覚に雨家を乗っ取られる妄執にとらわれている。兄として目上扱いはするが遵稜個人は義兄たちに何の興味もなく、ぶっちゃけ物凄く侮っている。
年表
| 現在 | 527歳 | |
|---|---|---|
| 5年前 | 522歳 | 北嶺に着任する |
| 黒龍卿に就任 | ||
| 6年前 | 521歳 | 璋暁を家に居候させる |
| 璋暁と出会う | ||
| 7年前 | 520歳 | 前当主が死去し、伯将が当主となる |
| 8年前 | 519歳 | 夏官府に入る |
| 雨家の系図に名を乗せ公的身分を得る | ||
| 9年前 | 518歳 | 叔鳳を密偵とする |
| 季来から文をもらう | ||
| 14年前 | 513歳 | 煌夜に頼んでユフィーをアルファーレ家に戻す |
| イーリーンが嶺を出る | ||
| 17年前 | 510歳 | 煌夜と出会う |
| ユフィー誕生 | ||
| 18年前 | 509歳 | 血濡れのイーリーンを拾い居候させる |
| 18~0年前 | 509~527歳 | (幻帝国の滅亡と嶺の建国) |
| 62年前 | 465歳 | アリヤにレトラを通して接触する |
| 109年前 | 418歳 | 天来の社の外に出られるようになる |
| 402年前 | 125歳 | 霏が天来の社を訪れる |
| 442年前 | 85歳 | 瑞燕が死去 |
| 456年前 | 71歳 | 亮星が死去 |
| 465年前 | 62歳 | イーリーンが幻帝国を去る |
| 490年前 | 37歳 | イーリーンと出会う |
| 496年前 | 31歳 | 霏と出会う |
| 1495年前 | 32歳 | ビューグルが死去 |
| ビューグルから「紅風」を預かる | ||
| 497年前 | 30歳 | 浩辰が死去し、亮星が当主になる |
| 498年前 | 29歳 | 皓が宝珠を残して死亡し、遵稜を神域に匿う |
| 雨家の大半がビューグルに殺され遵稜も刺し殺される | ||
| 500年前 | 27歳 | ビューグルと出会う |
| 527年前 | 0歳 | 幻帝国?で誕生 |
| 618~519年前 | - | (幻帝国建国?) |